アンデシン 1.513ct ジェムグレーティングシステムジャパンソーティング付き コンゴ産 肉眼で見えるインクルージョンあり スリランカ人カッターW氏によるリカット ----------------------------------------- 真紅の石から、鮮血のように真っ赤なきらめきが溢れます。 ペアシェイプのふくらみの辺りの色が一部抜けていることで、赤の鮮烈さがいっそう際立つようです。 傾けると、赤の隙間を縫うように色の抜けているところから、光が零れてきます。 ゾクッとするような妖しい魅力のある一石です。 インクルージョンがあるためお仕立てには注意が必要です。 動画でもぜひご覧ください。 https://youtube.com/shorts/VEb5DJgyE84 写真1～6　自然光日陰 写真7～14　LED照明

ペリドット 0.848ct ジェムグレーティングシステムジャパンソーティング付き ミャンマー産 スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ 鮮やかな黄緑色のペリドットです。 ペリドットは品質が安定しているがために、個性を見出すのが難しいと思っていたのですが、カットで思い切り個性を出してみました。 フラワーカットのペリドットは、ほぼキウイになりました。 フレッシュで、フルーティな香りが漂ってきそうな爽やかグリーンです。 写真1～9　自然光日陰 写真10～14　LED照明

ゾイサイト 0.48ct タンザニア産 スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ 淡いパープルとブルー、紫陽花のようなカラーとカットのゾイサイトです。 10角形のフォルムに、カットのデザインにより実際にはない切り込みが入っているように見え、5弁の花びらが浮かび上がります。 ゾイサイトは色が淡いため、中抜けしたり、暗くなったりしがちですが、フラワーカットの磨りガラスのような仕上げとの相性がとても良く、淡い紫陽花カラーを引き立てて、その色をそのまま存分に楽しむことが出来ます。 写真1～9　自然光日陰 写真10～15　LED照明

サファイア 0.79ct スリランカ産 内部に肉眼で見えるクラックあり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------ 鮮やかな赤紫に、もやもやと青紫が混じるサファイアです。 ファセットカットでは色が混じり合ってしまうような二色ですが、ポートレイトカットにすることで、けぶるような色と色との境界を正面にとらえることが出来ます。 鮮やかなパープルがしっかり主張して、目を引く一石です。 写真1～10　自然光日陰 写真11～15　LED照明

サファイア 0.82ct スリランカ産 テーブル面の端に肉眼で見える白っぽいインクルージョン、角度により見えるフィンガープリントインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------ 柔らかな黄色/ブロンドカラーのサファイアです。 当店では珍しいラウンドカットですが、見た瞬間から通常のカットとは明らかに異なることが分かります。 向日葵をイメージしたカットは、丸いテーブル面を囲むクラウンが一枚一枚の花びらのフォルム、そこにパビリオンの繊細なカットがオーバーラップし、幾重にも重なる花びらを見事に表しています。 写真では暗く写りますが、肉眼では眩しいほどきらめき、太陽に照らされた向日葵のような一石です。 写真1～7　LED照明 写真8～14　自然光日陰

ロードライトガーネット 1.23ct スリランカ産 粒状のインクルージョン、ガードルの近くに小さなクラックあり ガードル角近くにルーペで見える程度の小さな欠けあり（写真15） スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------ ロードライトガーネットらしい色と言えばパープルピンク系ですが、こちらはピンクみのない茜色の赤、きらめきは、深い情熱を思わせる鮮やかな赤/猩々緋と呼ばれる色です。 カッターと共に、当店のオリジナルジュエルシェイプを考案しましたが、こちらはそのシェイプをフラットバックカットにバージョンアップしたものです。 内部に粒状のインクルージョンがあり、光が当たるとチラチラと光るところも魅力です。 写真1～8　自然光日陰 写真9～14　LED照明

ムーンストーン 2.80ct スリランカ産 わずかに白っぽい筋状のインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------ わずかに黄みがかった灰みの白/象牙色のムーンストーンです。 アプリコットをイメージしたエピコットカットで、ローズカットの裏側に小さなキュレットを付けたカットです。 横から見ると、ちょんと尖ったキュレットとこんもりとしたフェイスの対比が可愛らしいです。 優しくふわんと光を含んだ様子は、まんまるお月様のようです。 動かすと、石の中で光の帯がシャラシャラと動きます。 写真1～9　自然光日陰 写真10～15　LED照明

オレゴンサンストーン 1.20ct Oregon, USA産 スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------ ピーコックグリーンとラズベリー色のバイカラーのオレゴンサンストーンです。 色が混じり、一見やや暗く地味な印象です。 ところが、ルースケースから取り出して石を傾けていくとびっくり、満点の星空をひっくり返したようなシラーが現れます。 無数のきらめきが石全体を満たして、圧倒されるような美しさです。 見る角度により、美しいグリーンが急に現れたり消えたり、シラーとバイカラーを同時に楽しめるのはどんな角度か、試行錯誤しながら探すのも楽しい一石です。 動画は日向で撮りました。大きく傾けた時のシラーが広がる様子をご覧ください。 https://youtube.com/shorts/HD0NVbkLa-Q 写真1～10　自然光日陰 写真11～17　LED照明

サファイア 2.53ct 外し石 肉眼で見えるインクルージョン多数あり 色のむらあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------ 淡い灰みブルーのサファイアです。 スターサファイアを、六角形のローズカットにリカットしました。 シルクインクルージョンの向こうにいる黄色いインクルージョンの気配、シルクの隙間を縫うように現れる透明な青い道、裏側は濃厚なシルクの成長線、スターサファイアの時には目が向かなかったような個性が楽しい一石です。 ローズカットにリカットしてスターは消えましたが、光が当たると石の上を滑るように光が動き回ります。 六角形のフォルムがローズカットのデザインにも活かされた、珍しいタイプのローズカットです。 写真1～2　自然光日向 写真3～11　自然光日陰 写真12～14　LED照明

スピネル 2.40ct スリランカ産 スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------ 濃くて暗い紅色、暗紅色のスピネルです。 スピネルらしい鋭く冴えたきらめきが、暗い石の中から閃きます。 2.4ctと迫力のある大きさで、肉眼で細かなカットときらめきを堪能することが出来ます。 指に乗せるとその存在感が際立ちます。 写真1～7　自然光日陰 写真8～14　LED照明

ロードライトガーネット 1.10ct スリランカ産 スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------------- 濃い紫みの赤、ワインレッドのロードライトガーネットです。 エメラルドカットの、片方の肩をグイッと引っ張ったようなデザイン性の高いカットで、傾けると変則的なきらめきが現れます。 カラーの華やかさに、カットデザインによるクールな印象も加わりましした。 写真1～7　LED照明 写真8～15　自然光日陰

サファイア 1.52ct タンザニア産 肉眼で見える粒状のインクルージョン、シルキーなインクルージョンあり スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ 薄い墨色/薄墨色にわずかに黄みの色むらが入ったサファイアに、泡のようなインクルージョンが入った一石です。 シュワっと霧のようなシルクインクルージョンが、動かすたびにクラウンの上をを滑らかに走ります。 ポコポコと泡立つ内包物が、泡立つシャンパンを連想しますが、浮いたまま閉じ込められた泡が、なんとも不思議な印象です。 ぜひ動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/Mwo57huxQok 写真1～9　自然光日陰 写真10～15　LED照明

ルドヴィジャイトインペリドット 1.74ct パキスタン産 ルドヴィジャイトの他に肉眼では見えない白い繊維状の内包物、粒粒の内包物あり スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ 明るい黄緑色/若苗色の明るいペリドットです。 ペアシェイプのおしりの方に、黒い針状インクルージョン、ルドヴィジャイトが数本、力強く入っています。 ルーペで見ると、ふわふわと白い繊維状のインクルージョンも無数に入っていて、グリーン、黒、白のコントラストが個性的です。 白いインクルージョンは肉眼ではわかりませんが、グリーンがとても明るい印象なのは、その影響があるかもしれません。 写真1～8　自然光日陰 写真9～14　LED照明

ルチル＆オーロラクォーツ 2.24ct ブラジル産 スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------ クリーンなクォーツに、赤橙色のインクルージョンと線状のインクルージョンが入っています。 オーロラクォーツと呼ばれる赤い波紋のような模様は、水晶内のクラックにライモナイトが流れ込んで現れます。 気流を具現化したようなシルバールチルが入り、風が吹き抜ける美しい景色を見せます。 赤いライモナイトは、角度によりシルバーに光を反射します。 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

スフェーン 1.73ct マダガスカル産 スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------ 黒茶色のダークな石から、虹色のファイアがギラギラときらめくスフェーンです。 石の色とファイアのコントラストが強烈な一石です。 自然光日陰で見るとファイアは控えめですが、目のピントがおかしくなったかと思うようなダブリングがはっきりと見え、茶のグラデーションも美しいです。 動画でギラギラをお楽しみください。 https://youtube.com/shorts/SQaw6e4yza8 写真1～9　LED照明 写真10～15　自然光日陰

スピネル 1.11ct スリランカ産 肉眼で見えるインクルージョン複数あり スリランカ人カッターW氏による ------------------------------------------ 霧がかかったようなグレー、フォグブルーのスピネルです。 スピネルらしい、夜を思わせるクールな色をしています。 ヘキサゴンローズカットのてっぺんは麻の葉文様のようで、そこから流れるような規則的なカットに繋がります。 上からと見る時と横から見る時、色やきらめき、内包物の見え方までまるで違う石のように表情が変わります。 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

ジルコン 1.05ct 外し石 スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ 鮮やかな緑みの青/浅葱色のブルージルコンです。 両端が色溜まりとなり深く濃厚なブルー、中心部はやや色が淡く、その分きらめきが零れます。 ブルージルコンの中でもかなり濃い色で、淡いカラーに比べるとファイアのきらめきは控えめですが、ここまの濃さはなかなか見かけない希少なカラーです。 色だまりの様子は指乗せやリングホルダーの写真でよくわかります。 写真1～9　自然光日陰 写真10～15　LED照明

ルビー 0.358ct 日独宝石研究所ソーティング付き マダガスカル産 肉眼で見えるインクルージョンあり UVライトで蛍光（写真14） スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ 一見、鮮やかな赤/紅色のルビーですが、よく見ると内部に朱色の内包物が入っています。 紅色と朱色が重なり合い、見る角度により表情を変える深みのある複雑な色になります。 この重なり合う二つの色により、きらめきの中に、ドキッとするような妖艶な表情が生まれます。 写真1～7　自然光日陰 写真8～13　LED照明 写真14　UVライト

スピネル 1.14ct スリランカ産 スリランカ人カッターA氏による ---------------------------------------- 暗い石の中から、虹色のファイアと落ち着いたパープルピンクのきらめきがあふれます。 テーブル面の立ち上がった立体的なカットで、ふくよかな横顔もまた美しいです。 2023/11/22 写真追加 1~6 16~18 自然光日陰

サファイア 0.52ct Tanga, Tanzania産 ガードルのそばに黒っぽいインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------ 宝石のグレーには大きく2種類、黒を薄めたグレーと、黒と白を混ぜたグレーがありますが、こちらは後者のグレー、ややパープルピンクみのある銀鼠色のサファイアです。 全体にシルキーで半透明、霧の夜のような幻想的な雰囲気です。 シルクのきらめきはそれほど強くありませんが、日向ではふわりと表面を覆いきらめきます。 写真1~7 自然光日陰 写真8 自然光日向 写真9~14 LED照明

ラブラドライト 0.806ct Gem Grading System Japanソーティング付き 外し石 肉眼で見えるインクルージョンあり スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ ブルームーンストーンのように見えますが、こちらは同じ長石の中でも、ラブラドライトに分類される、通称レインボームーンストーンです。 写真では青いシラー以外が見えにくいのですが、肉眼では淡くイエローが見える面があります。 白っぽさのほぼない透明感の高い一石で、クリーンなきらめきが美しいです。 写真1~8 自然光日陰 写真9~16 LED照明

ロードライトガーネット 2.20ct スリランカ産 肉眼で見える細かなインクルージョンあり ルーペで見える表面に達するインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏による ----------------------------- 落ち着いた赤〜ピンク系ロードライトガーネットの中でも、ややピンクみが抑えられた、赤みの強い一石です。 某魔法使いの耳飾りをイメージして、カッターにオーダーしたブリオレットカットです。 ブリオレットと言えばころんとした印象ですが、こちらはファセットを大きく取りカクカクとしたカスタムブリオレットで個性的です。 通常、ブリオレットカットは先端に穴が空いていますが、石に穴を開ける事に抵抗があり、こちらは穴を開けていません。 お仕立てについては工夫が必要です。 写真1~10 自然光日陰 写真11~16 LED照明

スタールチルインクォーツ 7.18ct ブラジル産 スリランカ人カッターA氏によるリカット ----------------------------- 生成色と透明が層になったクォーツに、黒光りするヘマタイトと、金色のルチルの束が入りました。 ヘマタイトから放射状に伸びるルチルが、星のように見えることから、スタールチルインクォーツと呼ばれる印象的な一石です。 地平線から、夜明けの曙光が真っ直ぐに広がるような景色を見せます。 横から見ると、クォーツ部分の手前半分が透明、後ろ半分が白く濁っています。 クリアな方に入った黄金のルチルが目立つように、まるで意図したかのようで、自然が産んだ奇跡の偶然に驚かされます。 手のひらで転がして楽しめる程の大きさがあり、半透明のクォーツと透明のクォーツが重なる様子は、夏の生菓子のようにも見えました。 写真1~9 自然光日陰 写真10~17 LED照明

タンザナイト 0.55ct 外し石 スリランカ人カッターW氏によるリカット ----------------------------- 鮮やかな紫みの青/杜若(かきつばた)色のタンザナイトです。 深い青みの中に紫色がちらちらときらめく、タンザナイトらしい多色性が魅力です。 タンザナイトの濃いブルーを求めるなら、ある程度の大きさがないと難しいと言いますが、こちらは0.5ctでこの濃さです。 通常は大きいほど貴重ですが、小さくてここまで濃いものは滅多にないので、逆に珍しい印象です。 小さい中に、タンザナイトの魅力がぎゅっと詰まったような一石です。 写真ではやや紫が強めに出ますが、肉眼ではリンクホルダーの写真のような深いブルーが印象的です。 写真1~8 自然光日陰 写真9~15 LED照明