オパール 1.00ct タンザニア産 パビリオン側の表面に黒っぽいインクルージョンあり ガードル付近にインクルージョン起因による欠けあり（写真16） スリランカ人カッターW氏による ------------------------------------------- クリームイエローの透明度高めの石の中、パビリオン側を横切るように乳白色の色むらが入っています。 オパールキャッツアイをカスタムリカットしたため、日向で光が当たると表面はしらしらと光を反射して光ります。 ファセットカットとローズカットを合わせたような可愛らしいこんもりとしたフォルムが、優しげでおおらか雰囲気の一石です。 動画で、表面の不思議な光り方をご覧ください https://youtube.com/shorts/I3IUG29-AQw 写真1～3　自然光日向 写真4～10　自然光日陰 写真11～15　LED照明

オパール 2.38ct メキシコ産 ガードル付近に肉眼で見えるインクルージョンあり キュレットの先端にわずかにインクルージョンあり オランダ人カッターE氏による ------------------------------------------------- 明るくふわりときらめく、遊色のないタイプのオパールです。 あえて中心が抜けるようなデザインで、正面から見ると、スターファセットにより描かれる星が見えます。 オパールは比重が小さいため、実際のカラット数よりも大粒に感じてお得感があります。 大きく柔らかく光る星が、優しく導くように輝きます。 写真1～8　自然光日陰 写真9～11　LED照明

オパール 1.08ct 外し石 UVライトで蛍光（写真17） 自社にてリカット ----------------------------------------- 鉛白色の地の色から、細かくカラフルな遊色がきらめくオパールです。 横の縞模様と、縦の縞模様が折り重なるような優しい景色が、印象派の絵画のようです。 カボションカットを、自社で多角形のフラットバックにリカットしました。 裏側にも1段カットを入れて丁寧に磨いたので、表から繋がる縞模様の遊色が裏側にも美しく現れます。 外し石なので産地の情報は不明ですが、UVライトで強く蛍光するので、恐らくオーストラリア産と思われます。 動画でも美しい遊色をご覧ください。 https://youtube.com/shorts/H0qnuKzawzY 写真1～12　自然光日陰 写真13～16　LED照明 写真17　UVライト

ハイアライトオパール 0.74ct 産地不明 UVライトで蛍光 スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ ほぼカラーレスの透明なハイアライトオパールを、星の形にカットにしました。 游色のないタイプのオパールなので、一見、オパールらしさがないように感じますが、UVライトで照らすと激変、鮮やかな緑色に蛍光します。 蛍光にも模様があり、一石づつUVライトで照らして、個性的な模様の一石を選びました。 星の中にオーロラを閉じ込めたような幻想的なオパールです。 動画の方が放射状のカットが良く見えます。 https://youtube.com/shorts/ZyeS9mekEBw 写真1～4　UVライト 写真5～12　自然光日陰 写真13～17　LED照明

オパール 1.15ct タンザニア産 ガードル付近に小さなクラック2か所あり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------- 遊色のない、半透明のコモンオパールです。 鮮やかな黄色で、内側に光を集めてほわっと優しく光ります。 甘酸っぱいレモンキャンディのような、可愛らしいカラーが魅力です。 クラックがあるためお仕立てには注意が必要です。 写真1～8　自然光日陰 写真9～13　LED照明

カンテラオパール 2.98ct 外し石 ごく小さなフラクチャーあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------ 柔らかな土色の母岩、強烈な蛍光イエロー、グリーン、オレンジの遊色が現れます。 カンテラオパールの魅力である透明なオパール部分の奥行き感が、表面の遊色によりなかなか見えないほどの、強い遊色が魅力です。 ぜひ動画で強烈な遊色をご覧ください。 https://youtube.com/shorts/HVuUtKP0EzY 写真1～11　自然光日陰 写真12～16　LED照明

ハイアライトオパール 0.86ct 産地不明 ガードルの幅が一か所だけ薄くなって、そのため一つの角が若干丸く見える（写真17） 梨地部分にわずかに研磨痕あり UVライトで緑色に蛍光（写真1～4） スリランカ人カッターW氏による ------------------------------------------ ハイアライトオパールに遊色はありませんが、微量のウランを含むことで、UVライトで緑色に蛍光する面白い性質があります。 こちらの一石は、ほぼ無色透明で、蛍光はそれほど強くありませんが、蛍光に模様があるものをあえて選びました。 UVライトで照らすと、石の中でオーロラが躍るような景色を見ることが出来ます。 ラウンドから五角形へリカットし、すりガラスのような技法を使いフェイスが星に見えるようデザインしました。 暗いところで光る様子はまさに星です。 写真1～4　UVライト 写真5～9　LED照明 写真10～16　自然光日陰

オパール 4.116ct 日独宝石研究所ソーティング付き スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------ 色みのほぼない透明な部分と、不透明なホワイトの、バイカラーのオパールです。 あえて、当店ではほとんど扱うことのないカボションカットにリカットしたのには、理由があります。 元はオーバルカットでしたが、見た瞬間にこのバイカラーの形は三日月だと閃きました。 よりお月様に近づけるようにまん丸のカボションにリカットしました。 肉眼では、写真で見るよりもはっきりと、透明な三日月と月の欠けている部分が分かれて見えます。 自然の偶然が生み出した、透明な三日月がロマンチックな一石です。 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

オパール 0.43ct 二石セット（0.19ct,0.24ct） エチオピア産 リカット時のチップ多数あり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------ リカットの際に生じたチップが多いため、訳ありとなったオパール2石セットです。 ややオレンジみ、透明感は高く、メラメラと素晴らしい游色が出ます。 実は、元はカボションペアシェイプでしたが、真ん中に大きなヒビが入っていたので、ヒビの部分でカットして、ふたつのルースにしました。 ふたつは形自体は似ていますが、印象は異なります。 ひとつはファセットカット、もうひとつはフリーフォームに近く、どの面を上にするかは解釈の余地があります。 元は同じ石で似たような形のふたつのルース、カットを見比べて、印象の違いが楽しめます。 一石づつの写真ではチップが良く見えますが、肉眼で両端の角の欠け以外はほぼ見えない程度の小さなものです。 美しい游色を動画でご覧ください。動画は日向で撮りました。 https://youtube.com/shorts/VLZ3GtKaEKg 写真1～4　自然光日陰 写真5～7　自然光日向 写真8～16　LED照明

オパール 3.346ct 日独宝石研究所ソーティング付き メキシコ産 スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------ メキシコ産のオパールと言われて想像するような、明るいオレンジ色やカラフルな遊色とは一線を画すオパールです。 游色はなく、色味もほぼありませんが、強いて言えばごくわずかにブルーグレーっぽく、きらめきはごくわずかに柔らかな黄みがかっているように見えます。 ただ、光源によっても印象が変わるため捉えどころがありません。 色味は異なりますが独特のきらめきはラベンダークォーツようで、効果のないムーンストーンを思わせる瞬間もあります。 とても大粒で、ふわりとした優し気な雰囲気を指先で転がして肉眼で楽しめる一石です。 写真1～7　自然光日陰 写真8～13　LED照明

メキシコオパール 1.81ct 外し石 スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------- やや透明感のあるオレンジイエロー、パンプキンカラーのメキシコオパールです。 日向では、太陽に当たるのを喜んでいるかのように、遊色がブワッと現れ楽しく踊ります。 LED照明の下でもしっかりと遊色が確認できます。 マーキスカボションカットから、ローズカットにカスタムリカットしました。 オパールはリカットで割れる確率が高いので、このような尖ったカットで成功するかどうかは賭けでしたが、カッターさんが頑張ってくれました。 通常、自然光の日陰で動画を撮りますが、今回は日向で動画を撮りました。 https://youtube.com/shorts/-DdOqrmNdDs 写真1～5 自然光日向 写真6~9 自然光日陰 写真10~17 LED照明

オパール 0.99ct 外し石 裏面に一部へこみあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------- 透明感のある朱色のオパールです。 有機的なフリーフォームから、鋭角の鋭いフラットバックカイトカットにカスタムリカットしました。 光にかざすと端の方の色がやや薄く、そこだけに遊色が出る面白い一石です。 写真では石の透明感が写りにくくマットな印象に見えるかもしれませんが、肉眼ではマットな印象はほぼありません。 裏側に、一部へこんでいる部分がありますが、これは欠けではなく元の石の形のもっとも凹んでいる部分が残ったためです。 Before写真と見比べてお楽しみください。 動画は日向で撮影しました。 https://youtube.com/shorts/QFcoOQzn8Ho 写真1～3　自然光日向 写真4～10　自然光日陰 写真11～14　LED照明

オパール 2.40ct 外し石 スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------- パールグレイの地の色から、無い色はないのでは？というぐらい、あらゆる色が現れます。 極彩色の楽園か、アバンギャルドなアートかと、様々な想像を巡らせながらずっと見ていたい一石です。 どこから見ても遊色がこれでもかと主張、裏側まで有色がたっぷりと現れ、裏側にしておくのが惜しいぐらいです。 動画は日向で撮りました。日向では遊色がさらに激しく強烈です。 https://youtube.com/shorts/AcyncDfjUvQ 写真1～10　自然光日陰 写真11～12　自然光日向 写真13～17　LED照明

ジルコン 1.59ct 外し石 ガードルの近くに肉眼で見えるインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- 柔らかな淡い緑みの青、ホリゾンブルーの中に、色が薄くホワイトに見える部分があります。 六角形のテーブル面から広がるカットは風車の羽のようなひねりのあるデザイン。 カットが繊細なのでここまで煌めきが強くなるのですが、煌めきが強いために繊細なカットがよく見えない、もどかしくもあり、美しくもある一石です。 インクルージョンがありますが、きらめきが強いため写真で見る程は目立ちません。 写真はどうしても色濃く暗めに写ってしまいます。指乗せとリングホルダーの写真が肉眼に使いので、参考にしてください。 動画でギラギラのファイアをご覧ください。 https://youtube.com/shorts/ftRj_JbpLYw 写真1～7　LED照明 写真8～15　自然光日陰

オパール 1.50ct メキシコ産 パビリオン側ガードル付近に黒っぽい粒状のインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- 鮮やかな朱色が美しいファイアオパールです。 半透明の石を動かすと、内側からきらめきがこぼれ出てきます。 オパールは比重が小さいため、1.5ctでも目を引くような主張のある大きさです。 写真1～6　LED照明 写真7～14　自然光日陰

オパール 0.575ct 産地不明 日独宝石研究所ソーティング付 スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------------- 針の先端のような微細な粒状の遊色効果(ピンファイア)の出るオパールです。 内側に暖かな光を閉じ込めたような、ふわりと明るい卵色の石の中から山吹色がきらめき、様々なカラーのピンファイアが沸き上がります。 夢の中のようなメルヘンでかわいい宇宙です。 ここに飛び込んで、永遠にふわふわと漂いたい、そんな想像をしてしまいます。 動画でもぜひご覧ください。 https://youtube.com/shorts/zRMyTRCL_-o 写真1～10　自然光日向 写真11～12　自然光日陰 写真13～16　LED照明 写真では光源によってピンファイアが見えにくいですが、肉眼ではどんな光源でもピンファイアが良く見えます。

オパール 1.45ct ブラジル産 全体に肉眼では気にならない程度の微細なインクルージョンあり オランダ人カッターE氏による ------------------------------------------------- ふんわりとベールのかかったような、クリームイエローのオパールです。 暖かい陽の光のように明るく、霞がかったような淡いカラー、最近の暖かな陽気のようです。 遊色効果を示さないコモンオパールです。 写真では黒っぽく写りますが、暗さの全くないとても明るい一石です。 指乗せの写真を参考にしてください。 写真1～8　自然光日陰 写真9～12　LED照明

オパール 0.93ct メキシコ産 スリランカ人カッターP氏によるリカット 色のムラあり ------------------------------------------------- ファイアオパールをファセットカットした時の、独特の明るくフワッとした輝きにほれ込み、カスタムリカットしました。 オレンジと黄色の間ぐらいで、内側から光を発する独特のカラーを例えるなら、オレンジ色の蛍光マーカーのような色です。 常に蛍光しているような優しい輝きは、ファイアオパールでしか楽しめない特有のものです。