アメジスト 3.71ct ブラジル産 わずかにインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------- 美しいロイヤルパープルのアメジストです。 傾けたりパビリオン側から見ると、わずかに色むらがあるのがわかります。 電球で照らすとぐっと艶やかにきらめくところも、この色の濃いアメジストの魅力です。 フェイスは8弁のお花のようなカット、テーブル面を覗き込むと奥に星のような模様が浮かび上がります。 しっかりと大きさと奥行きがあるので、指先で転がして、肉眼で、奥行き感とカットの美しさを堪能できます。 写真1～8　自然光日陰 写真9～14　LED照明 写真15　LED照明+電球ペンライト

ムーンストーン 1.99ct スリランカ産 肉眼で見えるインクルージョン多数あり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------- 半透明のムーンストーン、吹き荒れる雪のようなインクルージョンが入っています。 下から見上げるような角度に傾けるとしっかりとブルーシラーが出ます。 動画でもシラーやインクルージョンの様子をご覧ください。（薄曇りの日向で撮影） https://youtube.com/shorts/5j90G1VBXec 写真1～8　自然光日陰 写真9～13　LED照明

サファイア 0.226ct 日独宝石研究所ソーティング付 外し石 肉眼でわずかに見える程度のインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------- 鮮やかなマゼンダ色、とっっってもピンクなこちらは、ルビーではなくサファイアです。 恐らくルビーとしてリングにセットされていたのだと思いますが、リカットで色味が変わったようで、鑑別はサファイアで出ました。 赤みよりもピンクみが強いとってもラブリーな一石です。 光源で色が変わる宝石がほとんどですが、これだけ強い色だと光源による違いはほぼ感じません。 UVライトでさらにピンクに蛍光します。 撮影時、天気が悪く日向で撮ることが出来ませんでしたが、日向では蛍光も相まってさらに鮮やかになるのではないかと思います。 写真1～7　自然光日陰 写真8～13　LED照明 写真14　UVライト

ガーネットインサファイア 0.389ct 日独宝石研究所ソーティング付 Songea,Tanzania産 ごくわずかにシルキーなインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------- ダークなサファイアの真ん中に、ぽーんと浮かぶ赤い石はガーネットです。 ガーネットがど真ん中に来るようにリカットしました。 とてもクリーンなので、ガーネットが無重力空間で静止しているように見え、なんとも不思議です。 つい、目がガーネットに吸い寄せられますが、ダークな中から、淡いピンクとわずかにイエローがきらめくサファイアです。 石自体が小さいですが、ガーネットは肉眼でも赤く見えます。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/aGGovLgenU0 写真1～9　自然光日陰 写真10～14　LED照明

ジルコン 2.23ct タンザニア産 全体にシルキーなインクルージョンあり オランダ人カッターE氏による ------------------------------------------- 柔らかな赤みの黄色、小麦色のジルコンです。 ルーペで見るとホワッと粉が舞うようなインクルージョンが、なんとも楽しい一石です。 ほわほわと香るように、優しく明るくきらめきます。 焼きたて食パンに見えて、美味しそうで仕方ありません。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/JFXUQopUQGA 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

スピネル 1.03ct スリランカ産 肉眼で見えるインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏による ---------------------------------------- 暗い石の中から鮮やかなピンクレッドの輝きがあふれます。 傾ける度、ミラーボールがきらめくように、赤い光がきらめきます。

トルマリン 0.72ct アフガニスタン産 わずかにインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------------- 鮮やかなラグーングリーンが美しいトルマリン、つんと尖った先端に青みが入り、色だまりとなり暗くなっています。 尖った先を青いインクにそっと浸したような、先端からジワリと青く染まる美しい色に、魅了される一石です。 正面からは、色が沈んで見え、傾けた時にぶわっと鮮やかにきらめきます。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/-dYoMSUbY_o 写真1～10　自然光日陰 写真11～15　LED照明

サファイア 0.79ct 外し石 ルーペでわずかに見えるインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------- 明るい紫みの青、ゼニスブルーのサファイアです。 よく見ると、120度で交差するシルクインクルージョンがわずかに入っています。 しんと静まりかえるブルー、朝日が昇る前の、空の色です。 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

デュモルチェライトインクオーツ 1.97ct 産地不明 デュモルチェライトの結晶が表面に達して研磨の仕上がりにわずかに影響あり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------- 鮮烈な青が主張するデュモルチェライトとクリーンなクォーツのコントラストが胸を打つ美しさです。 美しく広がる青き草原の下には、底の知れない清い水がどこまでも深く人を誘い込む、そんな世界を想像するような印象的な一石です。 テーブルが高く立ち上がった立体的なフラットバックカットで、上から見ても横から見ても美しい景色を楽しむことが出来ます。 写真1～9　自然光日陰 写真10～17　LED照明

ムーンストーン 1.80ct スリランカ産 カットの頂点にわずかにずれあり わずかに肉眼で見えるインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------- 白い半透明のムーンストーンです。 カボションカットだったものを、フラットバックのフリーフォームにリカットにしました。 動かすと、白い霧に光を当てたように、シラーが角の辺りに漂います。 写真1～8　自然光日陰 写真9～17　LED照明　

ブルーアンバー 5.73ct インドネシア産 肉眼で見える内包物あり 先端が不透明、ふくらみの方が透明 スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------- アンバー（琥珀）とは、数千万年～数億年前の樹木の樹脂が土砂などに埋もれ、化石化したものです。 アンバーは比重が小さいため、持つとかなり軽い印象で、石の宝石に比べるとカラット数のわりに大きく感じます。 インドネシア産のブルーアンバーは、UVライトで照らすと驚くほど劇的に美しいブルーに蛍光します。 表面はロイヤルブルーですが、横から光を透過させると美しい泉のようなアイスグリーンになります。 柔らかなシールドカット風のカボションカットです。 UVライトで神秘的なブルーを楽しみたい一石です。 ルースケースに納まらない大きさのため、小さな透明のビニールの袋に入れてお送りします。 動画でも蛍光をご覧ください。 https://youtube.com/shorts/UV0T6FrwjzU 写真1～2　UVライト 写真3～7　自然光日陰 写真8～10　自然光日向 写真11～15　LED照明

スピネル 0.88ct スリランカ産 スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------- 照明の下では、暗い石の中からブルーグレーがきらめき、自然光ではわずかに緑みを帯びて鉄色がきらめきます。 丁寧に磨かれた美しい照りとピンピンのカットが、スピネルの鋭いきらめきを引き立てます ルースケースの中ではかなり暗く見えますが、指に乗せた時に特に美しく発色します。 写真1～9　自然光日陰 写真10～15　LED照明

サファイア 1.44ct タンザニア産 全体にブロンズ色のシラーあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------- ティールカラーとブロンズシラーのコントラストが秀逸なサファイアです。 自然光では青み、LED照明の下では緑みが強まります。 立体的なフラットバックカットで、横から見ると石本来のカラーを楽しむことが出来ます。 シラーは表面よりも少し下に入っているため、しっかりきらめくのは、光の強い日向のみです。 内側から湧き上がるシラーのきらめきを求めて、太陽の下を連れて歩きたい一石です。 日向で撮った動画もご覧ください。 https://youtube.com/shorts/Wn2hO3PURGY 写真1～3　自然光日向 写真4～9　自然光日陰 写真10～15　LED照明

タンザナイト 1.06ct タンザニア産 スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- キンと澄み渡る濃いパープル、桔梗色のタンザナイトです。 アンティーク感のあるカットと、品の良い落ち着いたカラーはとても親和性が高く、お仕立ての想像が膨らむ一石です。 写真1～7　自然光日陰 写真8～13　LED照明

ルチルトパーズ 4.14ct 産地不明 線状のシルバールチルインクルージョン多数 肩に辺りに肉眼で見える黒い点のようなインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------- クリアなホワイトトパーズに白っぽいシルバールチルが入った一石です。 流星群が降るような、降りしきる白い雨のような、しんと心が静まるような美しい景色を見せるトパーズです ルチルは正面からはややグレーっぽく見え、傾けると白っぽく強く現れる瞬間があります。 立体的に入ったルチルは角度を変えると様々に表情を変え、何度も新鮮な驚きを与えてくれます。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/sykmAatkEKs 写真1～9　自然光日陰 写真10～15　LED照明

ジルコン 1.22ct カンボジア産 スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------- オレンジッシュピンク、サーモンピンクがとってもキュートなジルコンです。 シルキーさのないクリーンなジルコンで、とんでもなく明るく天真爛漫にきらめくので、見るだけで元気が出るような一石です。 照明の下では虹色のファイアもきらめき、自然光ではもう少し優し気なきらめきです。 写真では中心部分が黒っぽく写る部分がありますが、実際には中心まで明るくきらめきます。 指乗せやリングホルダーの写真を参考にしてください。 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

サファイア 0.42ct オーストラリア産 肉眼で見えるインクルージョンあり パビリオン側のガードルに内包物による欠けあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ---------------------------------------- クリアでキラメキの強い、淡いグリーンのサファイアです。 光によって、イエローが強くなったり、ほんのりブルーが覗いたり、見ていて飽きません。 パビリオン側にある内包物が原因の小さな欠けがガードル部分にありますが、フェイスからは見えません。

サファイア 0.55ct タンザニア産 ガードルの近くに肉眼で見えるクラックあり キュレットにわずかにずれあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------------- 正面からは、黒い石の中から牡丹色がちらりちらりときらめきます。 その落差は目の錯覚かと思うほどです。 パビリオン側は、ビビットなピンク色にパープルがモヤモヤと混じり、うっとりと見入ってしまうような美しさです。 ガードルの近くにクラックがあるため、お仕立ては難しいです。 UVライトで蛍光します。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/CVZjrpLTGtM 写真1～8　自然光日陰 写真9～14　LED照明

トルマリン 0.65ct ナイジェリア産 スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------------- 透明感の高い落ち着いたモスグリーンの中から、レンガ色のきらめきがこぼれるトルマリンです。 キュレットの先端とガードルの一部にわずかに入るレンガ色が、不思議な色の混じり方を見せます。 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

サファイア 1.50ct エチオピア産 肉眼で見えるシルバーのインクルージョン、色のムラあり オランダ人カッターE氏による ------------------------------------------------- 置いて見る時と、持って見る時で、印象がガラリと変わるサファイアです。 置いて見ると、かなり濃厚でダークな紺色から虹を含んだシルバーホワイトのきらめきが翼を広げたようにほとばしります。 持ち上げると印象が一変し、一点から成長線が広がる瑠璃紺色のグラデーションが見えます。 両方が同時に見える瞬間は、ブラックホールから噴き出すジェットのようで、まるで宇宙の景色です。 パビリオンのないポートレイトカットで、額に入れた絵を愛でるように楽しめます。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/vIILHW6MH9A 写真1～7　自然光日陰 写真8～14　LED照明

サファイア 0.86ct アフリカ産 中心部に肉眼で見える線状のインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- ごくごく淡くクリアに近いイエローの片側が、わずかに青く色付くバイカラーのサファイアです。 この淡い透明感の高いニュアンスカラーは、写真ではゾイサイトのようにも見えますが、肉眼ではとても力強いきらめきを感じ、やはりサファイアらしさがあります。 縦に傾けると、青みの強く出る瞬間があり、縦長のカット特有の美しさを楽しむことが出来ます。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/ZHO-Q8HhekE 写真1～10　自然光日陰 写真11～15　LED照明

ジルコン 0.98ct タンザニア産 スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- ゴールデンイエローのジルコンは、クリーンで眩いほどに明るいです。 ペアシェイプのキュレットの中心から広がるきらめきは、後光のように輝き、神々しいほどの美しさです。 見るだけで、心まで明るく照らされるようです。 写真では黒っぽく写る部分がありますが、実際には暗さは全くありません。 明るさは、リングホルダーや指乗せの写真を参考にしてください。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/fmhwgzPg70Q 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

サファイア 0.86ct Songea, Tanzania産 肉眼で見えるゴールドのシラーあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- 一見、ほぼ黒いサファイアで、わずかに赤みゴールドのシラーがチラリと光ります。 ルースケースから取り出して、あちこちから眺めてみると様々な色が見えてきます。 見える色を全部あげると、ブルーグリーン、パープル、ピンク、パビリオン側からはイエローも。 さらに、わずかにカラーチェンジするようで、ペンライトで照らすと赤みが増します。(写真15) LED照明では緑寄り、自然光では青みが増します。 正面からの地味な印象から一転、見れば見る程様々な色が現れて目が離せなくなります。 ケースから取り出してじっくり観察して、お気に入りの角度を探してほしい一石です。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/BxjGV8Vbutk 写真1～8　自然光日陰 写真9～10　自然光日向 写真11～14　LED照明

ヘソナイトガーネット 1.21ct 産地不明 全体にもやもやとした糖蜜状のインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- 落ち着いた朱色のヘソナイトガーネットをカボションカットからローズカットにリカットしました。 グロシュラーガーネットの一種で、糖蜜状のインクルージョンが特徴です。 繊細でデザイン性の高いローズカットは、バロックローズカットと呼ばれるカットで、17世紀後半に色石で流行したデザインです。 半透明の石は、きらめきに邪魔されずに緻密なカットの美しさを楽しむことが出来ます。 見る角度によって色の濃さが変わるのも面白いところです。 写真1～10　自然光日陰 写真11～15　LED照明