スピネル 1.04ct スリランカ産 肉眼で見えるインクルージョン多数あり スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------- シルキーなピンクみの紫、モーブカラーのスピネルです。 シルキーなインクルージョン、黄色っぽいインクルージョンなど、様々な内包物が入り、複雑な表情を見せます。 テーブル面は4弁のお花のようにカットされ、パビリオンのカットは極細のピンピンで、フェイスのあちこちから放射状の輝きを見せます。 この繊細な輝きを写真で捉えるのは難しいのですが、肉眼ではガードル付近の細かなきらめきがとても印象的です。 情報量が多すぎてどこを見たら良いのか迷ってしまうような一石です。 インクルージョンあるため、お仕立てには注意が必要です。 動画の方が、きらめきを捉えています。 https://youtube.com/shorts/_91vMgvrRYU 写真1～5　LED照明 写真6～10　自然光日陰

オレゴンサンストーン 2.54ct Oregon,USA産 ガードルに、ルーペで見えるごく小さいチップあり アメリカ人カッターS氏による ------------------------------------------------- アメリカ人カッターS氏のカットが久しぶりの登場です。 S氏は、自ら鉱山で採取したオレゴンサンストーンの原石の中から、特に色の美しいものだけを選んで、自分自身でカットしています。 S氏らしい大胆なカットが、心を打つ美しい赤を際立たせています。 赤が印象的な一石ですが、見る角度により、ガードルのそばにわずかに入ったアベンチュレッセンスがきらめきます。 赤の端の方に、非常にわずかに緑みを感じます。（写真10枚目） ぜひ動画でも美しい赤をご覧ください。 https://youtube.com/shorts/OAOOtaqV6sQ 写真1～11　自然光日陰 写真12～16　LED照明

スフェーン 3.92ct ロシア産 肉眼で見える黒い針状のインクルージョン、全体にもやもやとしたインクルージョンあり オランダ人カッターE氏によるリカット ------------------------------------------------- 明るい緑みの黄色のスフェーンです。 ズバッと1本入ったブラックニードルが、個性を加えています。 大粒なので、リカットで取り除くことも出来ましたが、この個性を楽しみたくてあえて残してもらいました。 4ct近い大粒で、指先で転がして楽しい一石です。 もやもやとしたインクルージョンがあり、ファイアは控えめです。 動画でもご覧ください。 https://youtube.com/shorts/lpEY9ALzvUA 写真1～9　LED照明 写真10～16　自然光日陰

タンザナイト 0.95ct タンザニア産 肉眼で見える細かなインクルージョンあり ガードルにルーペで見えるごく小さなチップあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- ライラックカラーが美しいタンザナイトです。 様々な濃淡のパープルが、パビリオンの繊細なカットにより細やかにきらめきます。 LED照明の下では色濃く暗めに、自然光の下では淡く明るくなります。 写真では内包物が目立ちますが、肉眼ではきらめきに隠れてそれほど目立ちません。 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

マーカサイトインクォーツ 2.59ct Minas Gerais, ブラジル産 マーカサイト他もやっとしたインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------------- マーカサイトとは、パイライトと成長特性が異なる同じ鉱物です。 羽のような金属光沢のマーカサイトが、ヒラヒラと水晶の中に浮いているような一石です。 角度により、きらめくマーカサイトが黒っぽくなったり白っぽくなったりと、見え方が変わります。 写真1～9　自然光日陰 写真10～16　LED照明

トルマリン 0.42ct アフガニスタン産 わずかに肉眼で見えるインクルージョンあり カットの先端部分にわずかに欠けあり（写真10） ------------------------------------------- 濃い緑みの青、マリンブルーのトルマリンです。 暗めの石の中から、鮮やかな色がチラチラときらめきます。 先端の長いジュエルシェイプとこのカラーがよく合う、とてもクールな一石、息を飲むような美しさです。 写真1～6　自然光日陰 写真7～15　LED照明

ジルコン 0.62ct タンザニア産 わずかに肉眼で見えるシュワっとしたインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------- 落ち着いたピンクとオレンジとブラウンが混じりあうジルコンです。 キリリと尖ったカットが、ジルコンの鋭いきらめきを引き立たせています。 写真1～9　自然光日陰 写真10～14　LED照明

アメジスト 14.05ct ウルグアイ産 肉眼で見えるカラーバンドあり スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------------- 石の中心をズバッと斜めに横切るカラーバンドが印象的な一石です。 非常に大型で、店主の親指の爪よりも大きいです。 リカット費用は重さに比例するため、なかなか勇気のある大きさでしたが、カスタムカットの大きな石を見てみたいという一心で、チャレンジしました。 美しいカットと潔いカラーバンドが、肉眼でたっぷり楽しめる見応えのある一石になりました。 ルースケースに納まらない大きさのため、小さな透明のビニールの袋に入れてお送りします。 写真1～7　自然光日陰 写真8～13　LED照明

トルマリン 1.00ct コンゴ産 肉眼でわずかに見えるインクルージョンあり オランダ人カッターE氏による ------------------------------------------------- ごくごく淡い緑みイエローのトルマリンです。 コーナーの一か所にごくごくわずかにブラウン系のカラーは混じりますが、肉眼では気が付かない程度です。 淡いカラーのトルマリンは、少し薄暗いところでもとても明るくきらめきます。 写真では正面からが暗く写ってしまいますが、明るくきらめきの強い一石です。 遠目の写真（3枚目）を明るさの参考にしてください。 写真や動画ではインクルージョンが目立ちますが、きらめきに隠れて肉眼ではそれほど気になりません。 明るさは動画の方が捉えられていますので是非ご覧ください。 https://youtube.com/shorts/n57AG6yb8lE 写真1～6　自然光日陰 写真7～12　LED照明

サファイア 0.28ct タンザニア産 わずかにインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------------- 明るいシャンパンカラー、小粒ですが、キラッキラにきらめくテーパードカットのサファイアです。 この柔らかなカラー、クリーンで明るい光は、秋の頃の空気感でしょうか。 写真では暗く写る部分がありますが、実際には暗さのないとても明るい一石です。 写真1～8　自然光日陰 写真9～14　LED照明

メキシコオパール 1.81ct 外し石 スリランカ人カッターW氏によるリカット ------------------------------------------- やや透明感のあるオレンジイエロー、パンプキンカラーのメキシコオパールです。 日向では、太陽に当たるのを喜んでいるかのように、遊色がブワッと現れ楽しく踊ります。 LED照明の下でもしっかりと遊色が確認できます。 マーキスカボションカットから、ローズカットにカスタムリカットしました。 オパールはリカットで割れる確率が高いので、このような尖ったカットで成功するかどうかは賭けでしたが、カッターさんが頑張ってくれました。 通常、自然光の日陰で動画を撮りますが、今回は日向で動画を撮りました。 https://youtube.com/shorts/-DdOqrmNdDs 写真1～5 自然光日向 写真6~9 自然光日陰 写真10~17 LED照明

ジルコン 3.46ct 西アフリカ産 スリランカ人カッターA氏によるリカット ------------------------------------------- もみじ色、柿色、蜜柑色等々、深い秋色のグラデーションがうっとりするような美しさのジルコンです。 一見暗そうに見えますが、どこから見ても内部からメラメラと燃えるようなきらめきがこぼれます。 比重が重く、カラット数のわりに小さく感じるジルコンですが、それでも3.45ctは指先で転がして楽しい迫力満点の大粒です。 メラメラ燃えるようなきらめきを動画でもぜひご覧ください。 https://youtube.com/shorts/N-L8TOJmsJE 写真1～9　自然光日陰 写真10～15　LED照明

ペリドット 0.52ct Arizona,USA産 わずかに黒い粒状のインクルージョンあり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------------- 明るい黄緑色は芽吹いたばかりの草の色、爽やかな若草色のペリドットです。 キュレットに集まる繊細なカットにより、とてもよくきらめきます。 写真1～8 写真9～15

ロードライトガーネット 0.93ct スリランカ産 スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------------- 落ち着いたピアニー色、やや暗めのパープルピンクから、美しい色のグラデーションが華やかにきらめきます。 シールドカットとは、盾を意味していますが、中にはペアシェイプに近いもの、ジュエルシェイプに近いものもありますが、こちらはまさに盾のイメージ通りです。 写真1～9　自然光日陰 写真10～14　LED照明

スピネル 0.67ct スリランカ産 肉眼で見える黒っぽいインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- 正面からは、ほぼ色味を感じさせないグレーのスピネルですが、パビリオン側から見ると、わずかに一部モーブカラーが入ります。 スピネルらしく、黒っぽい石の中から白く強いきらめきが冴え返ります。 写真1～8　自然光日陰　 写真9～14　LED照明

サファイア 1.538ct ギニア産 日独宝石研究所ソーティング付 肉眼で見える黒いインクルージョン多数あり（一部表面に達する） スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- 暗いパープルレッド、マルベリー色のサファイアです。 テーブル面のど真ん中に、六角系のシルクインクルージョンが入っています。 この六角形が主役になるように、カスタムリカットしました。 コランダムは六方晶系のため、このような六角形のインクルージョン(成長線)が見られます。 よ〜く見ると、六角形の中に小さなかわいい三角形がふたつ入っています。 UVライトで蛍光します。 写真1～6　自然光日陰 写真7～10　LED照明 写真では六角形のシルクインクルージョンが見えにくい角度もありますが、肉眼では常にしっかり見えます。 インクルージョンが多いため、お仕立てはジュエラーさんとご相談下さい。

ジルコン 0.52ct スリランカ産 わずかにシンメトリに差異、キュレットの頂点のずれあり スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------- ブラウンみのあるオレンジッシュピンクのジルコンです。 秋らしい、しっとりとした落ち着きのあるカラーですが、ジルコンらしくキリリと強い輝きも兼ね備えています。 指に乗せた時に、特に明るくきらめきます。 写真1～7　自然光日陰 写真8～14　LED照明

トルマリン 1.12ct モザンビーク産 肉眼で見える筋状のインクルージョンあり オランダ人カッターE氏によるリカット ------------------------------------------- ピンクとイエローが鋭くきらめくバイカラーのトルマリンです。 ピンクとイエローというと可愛らしい印象になりそうですが、実際には鮮やかな色ときらめきで、力強い印象の一石です。 明るいところでは、色が濃すぎるのかやや暗い印象ですが、暗いところでは、逆にきらめきを増します。 写真ではさらに暗く映りますが、実際の明るさはリングホルダーや指乗せの写真を参考にしてください。 やや薄暗いところで動画を撮りましたので、こちらも参考にしてください。 https://youtube.com/shorts/nyDqLFWXcpY 写真1～10　自然光日陰 写真11～15　LED照明

サファイア 1.47ct エチオピア産 肉眼で見えるインクルージョンあり オランダ人カッターE氏によるリカット ------------------------------------------------- 落ち着いたクリアな黄色と、藍色のバイカラーのサファイアです。 正面から見ると、滲むように霞む水平線を描いた一枚の絵のようです。 傾けると、徐々にカラーバンドがはっきりと現れます。 パビリオンのない、ポートレイトカットが施されており、裏からも表からも、額に入れた絵画を鑑賞するように楽しめます。 写真1～5　LED照明 写真6～8　自然光日向 写真9～12　自然光日陰

ハックマナイト 0.14ct アフガニスタン産 肉眼で見えるインクルージョンあり ルーペで解る程度の小さな欠けあり（写真17枚目） スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------------- ハックマナイトには、テネブレッセンスと呼ばれる、紫外線を吸収して色が変わる効果があり、UVライトや太陽光で色が濃く変化、しばらくすると元の薄い状態に戻ります。 この効果は何度でも楽しめます。 こちらのハックマナイトは、色変わり前でもアヤメ色、明るい赤みの紫が濃い目だったので、それほど色変わりしないのでは？と予想していたのですが、とんでもない！さらに色濃く鮮やかな紫、ショウブ色に変わりました。 またUVライトでピンクイエローに蛍光します。 クラック、内包物が多いため、お仕立ては難しい場合があります。 写真1～6　自然光日陰　 写真7～10　LED照明（UV照射後） 写真11～15　LED照明（UV照射前）

サファイア 1.21ct 外し石 シルキーなインクルージョンあり 肉眼で見えるインクルージョンあり 裏側はガードル付近に小さいクラック、表面に達するインクルージョン複数あり スリランカ人カッターP氏によるリカット ------------------------------------------------- 淡い群青色に、シルバーホワイトのシルクインクルージョンのラインが映える一石です。 スターサファイアをローズカットにカスタムリカットしたので、傾けるとファセット面を光が移動していきます。 シルバーホワイトのラインが、青き稜線に吹き付ける風のようで、美しくも力強い一石です。 裏側も磨いており、大きく120度に交わる成長線を見ることが出来ます。 ガードルがやや薄いため、お仕立てはジュエラーさんとよくご相談ください。 写真1～8　自然光日陰 写真9～15　LED照明

アメジスト 2.714ct 日独宝石研究所ソーティング 産地不明 ガードル部分に肉眼では見えないごく小さなチップあり スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------------- 落ち着いたパープルの中から、強いパープルがきらめき、光源によってはピンク寄りのパープルがきらめきます。 非常に正確で緻密なカットにより、フェイスには伝統文様の麻の葉のようなデザインが施されています。 このような、研磨のレベルを使いデザインを施すのが得意なスリランカ人カッターP氏ですが、彼のカットの中でも特に美しい仕上がりで、作品と呼びたくなるような素晴らしい一石です。 ガードルが薄いため、お仕立ては難しい場合があります。 写真１～9　LED照明 写真10～14　自然光日陰

スピネル 0.26ct スリランカ産 スリランカ人カッターA氏による ------------------------------------------------- チェリーピンクがとても変わらしい印象のスピネルです。 スピネルらしい鋭いきらめきと、ツンと尖ったフォルムが、棘のある花のようで、かわいいだけじゃないのよと、主張しています。 写真では暗く写りますが、肉眼ではしっかりと色は乗りながら、暗さのない一石です。 指乗せやリングホルダーの写真を参考にしてください。 写真1～9　自然光日陰 写真10～14　LED照明

ロードライトガーネット 1.72ct スリランカ産 ルーペで見えるとシュワっとしたインクルージョンあり スリランカ人カッターP氏による ------------------------------------------------- 落ち着いたパープルピンクのロードライトガーネットです。 正面から見ると、キュレットにデザインされた6条の星が中心に浮かび上がります。 星だけでも可愛いのに、パビリオンはローズカットのように三角形を組合せたカットで、どこから見ても隙のない、カットで可愛らしさを追求した一石です。 写真1～9　自然光日陰 写真10～12　LED照明